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It is not possible to live if there is no whisky.


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恒例行事

この年になるとこれをしなくては年末ではないとか、年が明けないというこだわりが色々と増えてきました。
私の場合は年末といえば忘年会、大掃除、模様替え、宝くじが当たったらの与太話、年越し蕎麦と誰かしらにも当てはまりそうな当たり前の年末の恒例行事をしなくては一年が終わった気がしません。
ですが近年はもう一つだけやらなくてはいけない行事が増えてしまいました。

それはビール作りです。

季節を問わないだろう等のご指摘は覚悟の上ですが、一応ちゃんとした理由はあるのです。

ビール作りには一次発酵期間と二次発酵期間があります。
サービス業でないかぎり年末年始の休みは大体1週間位はあると思います。発酵具合により多少は前後しますが大体一次発酵期間に丁度良い位です。
この一次発酵は原料の購入元からの注意点としても仕込みの上で肝になるという事です。発酵期間中は室温を酵母に最適な温度に維持しつつ二次発酵に移るタイミングを見計らわなくてはいけません。
ですが普通に働いている間は正直なところそんなに余裕とかありません。
わざわざビール仕込みの為に必要のない光熱費を使っていては間違いなく女房にもこの趣味を辞めろと言われてしまいます。ですが年末年始なら光熱費は無駄になりません。ゆえに年末年始はビール仕込みには最も適した時期だと思いこの時期に仕込むのが恒例行事となったのです。
(ちなみに同様の理由で5月頃も仕込むのに最適です。)

そんな訳で昨年末は倒れる数日前に仕込みを済ませ、熱と頭痛と戦いながら二次発酵の瓶詰めタイミングをみはからっていました。

今回の仕込みは過去の経験を元に銘柄の変更及び改良を加える事にしました。

ます大切なのはベースとなる銘柄です。
いままでは感応表に従い苦味が強いラガー系を選んできました。
ですがこのラガー系は確かに苦味はあるのですが、私の温度管理が曖昧な為に起きる特有の酸味には負けてしまうみたいです。それはそれで気に入っている味なのですが苦味は欲しいわけです。
それともう一つの問題点としてはア製造量の関係でモルトの風味が薄くなってしまいます。
量を減らせば改善できますがすると法律的に不味いので元が味の濃いものを選ぶ必要があります。

そこで候補に上がったのはこいつです。

恒例行事_d0052701_22132865.jpg


そうボックです。
味はキリンのビール作り教室でもお墨付きなので銘柄的には間違いないでしょう。
不味かったら私の仕込みに問題点があるだけでしょう。

ただこの銘柄完璧に作りあげても感応表による苦味は程好い程度です。
間違いなく私の仕込み方では苦味がなくなります。

そこで大事な苦味を補給すれば問題解決と今回の主役ホップの登場です。

恒例行事_d0052701_22135244.jpg


乾燥した状態なので飲んだあと1週間放置した茶葉みたいですが、開封した瞬間の匂いは実に青臭かったです。

このホップ溶液を一次発酵の時に足す事で計画ではまともなビールになるはずです。

このような壮大な考えを元に今回も仕込みを行いました。

で、出来上がったホップの原液がこちらになります。

恒例行事_d0052701_221542.jpg


今回のボックがダーク系の銘柄の為にいままでとあまり変わり映えしないかと思いましたがホップ液を加えると何となく普通のビール色に近くなったようです。

こいつを我が家に最近生息するようになった生物から守りながら10日ほど寝かして瓶詰めを行ったのがこちらになります。

恒例行事_d0052701_22155670.jpg


いつもよりは少なくなりましたがこうして並べてみるとやはり多い気がしますね。

では容器内の余った原液を注いで見たのがこちらになります。

恒例行事_d0052701_2216566.jpg


もちろん味見してみますといままでより微妙に甘味が強い気がします。
ですがいままで以上にホップの苦味もあります。

前回まではこの原液を飲んでも正直な話ビール的な味になるのかなという全体的にぼやけた感じでしたが、今回のは間違いなくビール的な味がします。

此処までの作業はなかなか良いみたいですが後は二次発酵がどう作用するかが楽しみです。

出来上がりは2月上旬なので一緒に試飲をして頂ける方がいれば何かしらの機会にお持ちしたいと思いますのでその時は宜しくお願いします。
by sakelife | 2009-01-23 22:17 | 酒蔵~酒への思いを綴る~